概要
ドバイ2022

ハイブランドのベルサーチが運営するベルサーチ・ホテル。ちょっと古い&設備いまいち。ドバイではSPAのマッサージの人も男性に対しては男性が出てくることがある。
ドバイのすごいところ
シンガポールと似ている。細かいところまで国がよく監視している。悪いところはすぐに改善する。
・2009年 工事の遅れでみんなが迷惑を被っていた。信頼できない国だった>監視する役所ができて今では遅れる工事はない>DUBAI RESTというアプリで万人がすべての工事現場を監視できる
・ペットの登録などもすべてアプリでできる
・コンタクトレスクレジットカードでの決済を国として(?)推奨している(このほうが国全体として経済効率が良い)
・さびれた遊園地(global village)がリニューアルされて大人気になっている。年の半年しか開園していないという余裕の運用で改善改修期間あり?
・街を歩けない車社会>反省したらしくdubai marinaやblue watersなど最新高級エリアは歩いて気持ちがいい
・街の開発が金持ち目線。万人のことを考えなくて良いので話が早い。王様用のプライベード・アイランドなどあり
・最初は誰でも口座を作ってマネロンでも何でも。という雰囲気だったが最近はやや厳しくなっている(まだ仮想通貨界隈ではグレーあり?)
・ロシア、アフリカなど政情不安定な地域から見ると安全で公平な街、北欧など税金の高い地域からうまく集客している
・ロイヤル・アトランティスの建築は感動的にすごい。場所は微妙な気がするが。
まだ発展途上なところ
・芸術、食事、エンタメなどソフト面が基本的にだめ
・Addressホテルなどローカルがやっているところはフラグシップホテルでもレストランが△
・配達アプリなどは普及しておりUberみたいなのは便利になっている様子
・Dubai Expoも建物は豪華だが中の展示がつまらない
・Downtownの混雑が解消される気配なし>Downtown以外で高級感のある場所はブルガリ、Bluewaters、Dubai Marinaなど限られていて郊外は高級な開発がないので分散しないと思われる。
・ジュベルアリまで行くとまだ何もない。将来的にはアブダビまで一体開発してつなげる予定?メトロがアブダビまで延長されるという噂も?
・これから税金を少しずつ徴収していく予定(今のところVAT 5%のみ。近々、法人税が導入される)
どうするんだこれと思うところ
・バトゥータモールなど古い物件は客が来なくてテナントも抜け気味
・ジュベルアリあたりまで開発して戸数を増やして客が来るのか(現地業者も住居物件は余り気味と言う)→新しい空港が開業間近(あまり高級感ない様子なのでLCCなどはこちらに移管?)
・ブルジュアル・アラブの老朽化対応
・コロナでホテルには補助金を配っていたらしいがどこまでお金が持続するのか
・観光業はボラティリティが高い。どのように対応するのか。サウジアラビアなどもアラブの新たな面白い街として競合してきている?
・ユニークな建物を作り続ける開発手法に限界?
ドバイのテーマを再確認
ドバイのテーマは、attractive, sustainability, opportunityといった感じで、sustainabilityは不明だが、近隣諸国の労働者や投資家にopportunityを与えて、観光客を魅了し続けている点は成功している。移住者を増やすには、楽しい、うれしい、安らぐ、みたいな外資開発コンサルが対応できないような無形固定資産が必要かも。シンガポールはその点は、人種ごとに街を分けてそれぞれの宗教を尊重することで対応しているのかな。といううまさあり?
Deira water front地区

Deira water frontエリアの新興開発。新規埋め立て地なので高級なのかと思ったらDeira 地区なので3~4星程度のホテルでした。スペインからRIUというホテルが参入。
Blue Waters地区

Ain Dubai 世界最大の観覧車がある。写真では分かりにくいがとにかく大きい。2022年3月現在では試験中? 作ったけど調子が悪い? まだ動いていなかった。この地区のいいところは、ドバイの問題点ともいえる、車社会なので人は道を歩けない。歩く場所がほぼない。というのが解消されていて散歩などできる居心地のいい場所に仕上がっていることではと思います。新しいプロジェクトでは、このようなドバイの弱点が少しずつ解消されているのはえらい。

ユニークなアーチ型はAddress Beach Resortホテル
Blue Watersのショッピングモールは建物はできているがテナント誘致中?で開店休業状態。海外の大型ショッピングモールの初期状態としてはよくある光景。
Dubai Marina地区

最近、にぎわっている様子のDubai marina地区。リッツ・カールトンなどがある。マリーナ沿いは歩ける。ビーチ側はJBRビーチとしてレストランなどあり歩けるのだが昼は暑い。
Palm Jumeirah 2022再訪
展望台(The View at The Palm Jumeirah Dubai)

みんな大好き、パーム・ジュメイラ。私も大好き。
「我々は、物事が起こるのを待つのではなく、我々がそれを起こす」(シェイク・モハメド)
「私が最初に、この砂漠に城を作ろうと友人に話したとき、友人は、砂上の楼閣を?と笑った」からはじまるメイキングストーリーが感動的です。

パーム・ジュメイラが見渡せる展望台。入場料が結構高かった記憶ありですが、一度は行って感動してみてもいいかと。
The Royal at Atlantis

ロイヤル・アトランティス@パームジュメイラ。ユニークな建築が圧巻。感動的です。一度は見た方がいい。高級コンドミニアムとして近日完成。パームジュメイラの海沿いにあるので街から遠く、交通の便が悪いのは難点か。
Dubai creek地区

本当に何もない砂漠に街を作っていく。Dubai creekエリア。まだできていません。ショッピングモールだけは完成。
Jubel Ali地区
略してJAと呼ばれたりもする。施設内ですべて楽しめるall in one的なリゾートホテル(4星レベル)があるだけでまだ埋め立て地は未開発。10年くらい前から進んでいないようです。それ以外に何もない&街から遠いのでタクシーもおらず、利便性が悪い場所となっています。ドバイ国際空港から遠いので使い勝手が悪く、アブダビの帰りに寄る場所。みたいな位置づけにとどまっている?
唯一の希望は、新しい国際空港 アール・マクトゥーム国際空港 ができるので(2022年3月現在では外観はほぼ完成ですが飛行機は飛んでいないと思います) アール・マクトゥームからは近い。高級エリアにはならなさそうですが拡張の余地ありと思います。
税金ができました
消費税

最近になって消費税5%が課税されるようになりましたが、まだインカムとキャピルが非課税のため、給料=手取り。それがドバイの言うopportunityのひとつ。みなさん消費税程度は気にしていないようです。もちろん、将来的に街の魅力にsustainabilityが担保されれば、課税課目を増やしたいのは間違いないでしょう。
法人税ができます
消費税以外にも2023には法人税が課税開始。
https://www.cnbc.com/2022/01/31/the-uae-introduces-its-first-ever-corporate-taxes-set-to-start-in-2023-.html
年間10万米ドルまでの利益は非課税。それを超えると9%の法人税。ただし、フリーゾーンで登記している中小企業は引き続き、税金を払わなくてもよいような悪いような含みあり。
税金導入の目的
いつまでもドバイを魅力的な街にする(sustainability)ため、お金が必要。ドバイで働いている人たちは、ドバイのopportunityに関しては満足しているようなので、確かに納得感あり。というところではないでしょうか。いつまでも税金が無料なわけもないですし。
活気があってよい
ドバイ・フレームなど新設

定番ですが、
・新しくできたドバイ・フレームは展望台。たいして眺めはよくないです
・中は、みんな大好きブルジュ・ハリファの夜景
・右は、Future Museumですが要ネット予約。結構混んでいてウォークインでは入れません。
ユニークな建物がたくさん

ユニークな建物が増えた。中身は普通のオフィスビルの様子。Nakheel やEmaar など、王族系のデベロッパーには遠く及ばない2級デベロッパーのブランド戦略として、DAMACとハイブランドCavalliが組んだことにして、DAMAC Cavalli Towerを展開しています。ドバイらしいブランディング手法でいいですね。
不動産業者のショールームも元気いっぱい、夢いっぱい


Dubai Creek エリアの物件販売ショールーム。とにかく、パフォーマンスが派手で見ていて楽しいです。

It’s time to start thinking big. ドバイらしい物件のセールスキャッチコピーです。
売っている宝飾品も日本では見かけないレベルの品

忘れましたが、ドバイモールのハイブランドのショーウインドウ。ヴァンクリーフ・アンド・アーペルズだったか? 値段は聞いていませんが、数億円と思われます。
Uberのような業者がたくさん走行中

便利系サービスは徐々に広がっているようです。日本ほどたくさん選べないと思いますが、アラビア語不要。英語で使えるのはよい。
Dubai Expo 2020
Dubai Expo 2020開催中

ドバイ・エキスポ開催中。コロナで開催が延期されて現在は2022年ですが、名称は2020のままです。コロナのため中国人が国外渡航禁止期間と思われ、中華系はゼロ。日本と韓国も数人しか見かけず。欧州系、アラブ系、インド系が多かったです。
建物がすごい
展示内容はいまいち

NHKの技研公開とか、ビッグサイトのテクノロジー系展示会、旅行博のほうが内容的には面白いかなと。大型スクリーンであまり意味のないビデオを上映というのが多かった印象です。このロボットも叩くとしゃべるのですが、いまいちなリアクションで工夫や驚きはない感じでした。ドバイは広いので自動で食器を運ぶロボットなどはデモがてらと思いますが散見されました。
ドバイ2022の課題
古くなった地域、ショッピングモール、施設の再生が必要?

以前は目玉の観光地であったはずですが、Ibn Battuta Mall: Largest Themed Shopping Mall In Dubai などは完全にさびれて、店舗も撤退が目立ちます。どうやって再生していくかがポイントか。
貧者には冷たい

建築現場は(3交代で?)24時間労働など、近隣の出稼ぎブルーワーカーの人権問題などもあるようです。建築の施工建築会社は中華系、実際に働いているブルーワーカーはパキスタン人が多いと思われます。タクシードライバーなどは月収6万円程度。国に仕送りして生活費を支払ったら何も残らない。と愚痴を言われることがよくあります。SIMカードだけは労働者の権利として支給されているっぽい?
環境対応をがんばっているらしいが本気なのか不明

2050年までには100%クリーンなエネルギーにするとのことですが、本当かなあ。
文化面がいまいち

ローカルがやっている飲食店は高くてもいまいち。リッツカールトンやセントレジスで食べたほうがうまいです。
地元の美術館(ジャミール アーツ センター)も展示はいまいち。やはりソフトウェア面、つまり、楽しい、うれしい、であるとか、洗練された衣食住。みたいな要素は、まだ発展途上のように見えます。ディズニーとカジノはいまだになし。

中華の鉄人を誘致することを目玉にしていたり、ソフトウェア面にも理解を示しているようです。

ドバイ・モールがよくある大型ブランドのテナントばかりであまり面白くない。という問題に対応したためなのか、店舗スペースの一部をつぶしてアトラクション化していました。しかし、大型画面を並べたビデオ上映系のようで、まだ「楽しい」「また来たい」というような感性を喚起するほどのコンテンツにはなっていないのかも?

